Apple Music・Spotify・Amazon Music、結局どれがいい? 2026年版・音楽サブスクの選び方

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Apple Music・Spotify・Amazon Music、結局どれがいい? 2026年版・音楽サブスクの選び方

料金はほぼ横並び、曲数もほぼ同じ。それでも選ぶ基準はある。スマートフォン、家族、学割、プライム会員かどうかで決める。

音楽のサブスクを選ぼうとすると、意外なほど違いが見えません。Apple Music、Spotify、Amazon Musicのどれも、1億曲前後が聴き放題で、広告なし、オフライン再生あり。個人プランの料金も月1,000円前後に並んでいます。

ただ、細かく見ると「どんな人に向いているか」ははっきり分かれます。決め手になるのは、曲数や音質よりも、使っているスマートフォン、家族で使うかどうか、学生かどうか、そしてAmazonプライムに入っているかどうかです。

筆者自身は、Apple MusicとSpotifyの両方を使っています。使っていて感じる一番の違いは、AirPods Proで聴くならApple Music、新しい曲に出会うならSpotify、ということです。

この記事では、2026年10月18日時点の各社公式ページの情報と筆者の使用感をもとに、3つのサービスの違いと選び方を整理します。

まず結論。こう選べばだいたい正解

  • iPhoneとAirPodsなど、Apple製品で聴いている → Apple Music
  • 新しい曲に出会いたい/無料で始めたい/AndroidやPCなどいろいろな機器で聴く → Spotify
  • Amazonプライム会員 → まずは追加料金なしのAmazon Music Primeを試し、物足りなければAmazon Music Standard

3つとも無料体験があるので、迷ったら気になるものを1か月使ってみるのが一番確実です。以下で、その理由を順に見ていきます。

料金比較

Apple MusicSpotifyAmazon Music
無料で使える範囲なし(無料体験のみ)Spotify Free(広告あり)プライム会員はAmazon Music Primeを追加料金なしで利用可
個人プラン(月額)1,180円1,080円(Premium Standard)Unlimited 1,180円(プライム会員1,080円)/Standard 1,080円(プライム会員980円)
学生プラン(月額)680円580円580円(Unlimited)
2人プラン(月額)なし1,480円(Duo)なし
ファミリープラン(月額)1,980円(最大6人)1,880円(最大6アカウント)Unlimited 1,980円(最大6アカウント)
無料体験1か月(新規)1か月(Premium未利用の人)30日間(新規)

料金は税込で、2026年10月18日時点の公式ページの表示です。個人プランで比べると、最も安いのはプライム会員が使うAmazon Music Standard(月980円)、次いでSpotify(1,080円)、Apple Music(1,180円)の順です。差は月100〜200円なので、料金だけで決めるほどの違いではありません。

学生プランはSpotifyとAmazon Music Unlimitedが580円、Apple Musicが680円です。Apple Musicの学生プランには、Apple TVが追加料金なしで付きます。

Apple Musicはどんな人に向いている?

Apple Musicの強みは、Apple製品とのつながりです。iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、HomePod、Apple TV、CarPlayにはアプリが最初から入っていて、設定なしでそのまま使えます。「Siriで再生」「Apple Watchだけで聴く」といった使い方も自然にできます。

音質面では、追加料金なしでロスレス(48kHzまで)とハイレゾロスレス(192kHzまで)、ドルビーアトモスの空間オーディオに対応しています。ただしハイレゾロスレスを聴くには、USB DACなどの外部機器が必要です。

AirPods Proで聴くなら、Apple Musicを選ぶ理由ははっきりあります。 ドルビーアトモスに対応した曲を空間オーディオで再生でき、頭の向きに合わせて音の聞こえる方向が変わる「ヘッドトラッキング」も使えます。iPhoneとAirPodsの組み合わせで、設定なしにこの体験ができるのはApple Musicならではです。筆者もAirPods Proで聴くときはApple Musicを使っています。

曲に合わせて歌詞がリアルタイムで流れる機能や、ボーカルの音量を下げてカラオケのように歌える「Apple Music Sing」、クラシック専用のアプリ「Apple Music Classical」も使えます。

AndroidやWindowsにもアプリはありますが、Apple製品ほどの一体感はありません。iPhoneを使っていて、ほかの機器もAppleでそろえている人に最も向いています。

iCloud+やApple TVも使っているなら、まとめて契約できる「Apple One」(月額1,350円から)も検討の余地があります。また、対象のApple製品を新しく買った人は、無料体験が3か月に延びるオファーがあります。

注意点:無料プランはありません。無料体験が終わると、使い続けるには有料プランが必要です。

Spotifyはどんな人に向いている?

Spotifyの強みは、おすすめの精度、無料で始められること、そして使える場所の多さです。

筆者が使っていて一番強いと感じるのは、レコメンド(おすすめ)です。毎週届く「Discover Weekly」など、聴いた履歴をもとに作られるプレイリストから、知らなかった曲やアーティストに出会うことがよくあります。好きな曲を聴くだけでなく、新しい音楽を探したい人にはSpotifyが向いています。

3つのうち、無料プランで本格的に使えるのはSpotifyだけです。Spotify Freeは広告が入りますが、2025年9月のアップデートで、モバイルアプリでも検索した曲やプレイリストの曲を選んで再生できるようになりました。まず無料で使ってみて、広告が気になったらPremiumに切り替える、という始め方ができます。

もう一つの特徴は、iPhoneでもAndroidでもPCでも同じように使えることです。ソニーやBoseなどのスピーカー、テレビ、ゲーム機など対応機器も多く、スマートフォンから家のスピーカーに再生先を切り替える「Spotify Connect」も便利です。家族でiPhoneとAndroidが混ざっている場合も、Spotifyなら同じアプリで使えます。

Premiumでは、追加料金なしでロスレス音質で聴けます。友達と同じ曲を同時に聴く「Jam」も制限なく使えます。

同居する2人向けの「Duo」(月1,480円)があるのもSpotifyだけです。2人で使うなら、個人プランを2つ契約するより安くなります。

注意点:無料プランは広告が入り、オフライン再生はできません。PremiumのDuoとFamilyは、同じ住所に住んでいることが条件です。

Amazon Musicはどんな人に向いている?

Amazon Musicは、プライム会員かどうかで話が変わります。

プライム会員なら、追加料金なしでAmazon Music Primeが使えます。広告なしで、オフライン再生も可能です。ただし、自由に曲を選んで再生できるのは一部のプレイリストなどに限られ、多くはシャッフル再生になります。「BGMとして流せればいい」「たまに聴く程度」なら、これで十分という人も多いはずです。

毎日聴く、好きなアルバムを曲順どおりに聴きたい、という人には有料プランがあります。2026年2月から、有料プランは2種類になりました。

  • Amazon Music Standard:1億曲以上を自由に選んで再生でき、広告なし、オフライン再生、スキップ制限なし。HD・Ultra HDの高音質と空間オーディオにも対応。月額1,080円、プライム会員は980円
  • Amazon Music Unlimited:Standardの内容に加えて、Audibleのオーディオブックを毎月1冊聴ける。月額1,180円、プライム会員は1,080円(プライム会員は年額10,800円も選べる)

音楽だけが目的ならStandardで十分です。オーディオブックも聴きたい人はUnlimitedを選びます。Alexaに話しかけて再生できるので、Echoなどのスマートスピーカーをよく使う家庭とも相性がいいサービスです。

注意点:プライム会員の割引を受けるには、プライム会費(月額600円または年額5,900円)が別にかかります。音楽のためだけにプライムに入るなら、SpotifyやApple Musicとの差はなくなります。

音質で選ぶ必要はある?

3つとも、追加料金なしでロスレス以上の高音質に対応しています。Apple Musicは最大192kHzのハイレゾロスレス、Amazon MusicはHD・Ultra HD、Spotifyもロスレスに対応しました。Apple MusicとAmazon Musicは、ドルビーアトモスなどの空間オーディオにも対応しています。

ただし、多くのBluetoothイヤホンでは、ロスレスの音質がそのまま届くわけではありません。違いを実感するには、有線のイヤホンやヘッドホン、対応するスピーカーなど、機器側の条件がそろう必要があります。

普段ワイヤレスイヤホンで聴いているなら、ロスレスかどうかで選ぶ必要はほとんどありません。ただしAirPods Proなどで聴く場合は、Apple Musicの空間オーディオ(ドルビーアトモス)の差ははっきり感じられます。高音質にこだわりたい人は、手持ちの機器でどこまで再生できるかを先に確認しておくと失敗しません。

目的別のおすすめ

こんな人おすすめ
iPhone・Mac・Apple Watchを使っているApple Music
AirPods Proで空間オーディオを楽しみたいApple Music
新しい曲やアーティストに出会いたいSpotify
まずは無料で聴いてみたいSpotify(Free)
AndroidとiPhoneが混ざった家族で使うSpotify(Family)
同居している2人で使うSpotify(Duo)
学生で、なるべく安くしたいSpotify または Amazon Music Unlimited(どちらも580円)
学生で、Apple TVも見たいApple Music(学生プランにApple TVが付く)
プライム会員で、たまに聴く程度Amazon Music Prime(追加料金なし)
プライム会員で、毎日聴くAmazon Music Standard(980円)
オーディオブックも聴きたいAmazon Music Unlimited
ハイレゾにこだわりたいApple Music または Amazon Music

まとめ。迷ったら「今使っている機器」で決める

曲数と料金がほぼ横並びの今、音楽サブスクの差は「どこで、誰と、どう聴くか」に出ます。

iPhoneとAirPodsで聴いているならApple Music。新しい曲に出会いたい、機器を選ばず使いたい、または無料で始めたいならSpotify。プライム会員なら、まずAmazon Music Primeで足りるか試し、足りなければStandardへ。この3つの分かれ道を押さえておけば、大きく外すことはありません。

どうしても選べなければ、筆者のように2つを使い分けるのも一つの手です。Spotify Freeでもおすすめのプレイリストは聴けるので、普段はApple Musicで聴き、新しい曲探しはSpotify Freeで、という組み合わせなら追加料金はかかりません。

どれも無料体験があり、いつでも解約できます。気になったものを1か月使ってみて、聴く頻度や使う機器に合うかどうかを確かめてから決めるのがおすすめです。

※本記事の料金・内容は2026年10月18日時点の各社公式ページの記載です。料金やキャンペーンは変更される場合があります。


参考(公式)

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